鉄輪温泉
いでゆ坂
別府市の鉄輪温泉街に位置するメインストリートで、温泉情緒あふれる石畳の坂道「いでゆ坂」。
全長約385メートル、高低差約45メートルの緩やかな坂道で、両側には旅館や食事処、商店などが立ち並び、散策に適しています。
温泉の湯けむりに包まれた坂道を歩きながら、温泉地ならではの雰囲気を満喫するところから始めましょう!
地図から分かる鉄輪温泉の見どころ
「筋湯通り」は、大分県別府市の鉄輪温泉街に位置する歴史ある通りです。この通り沿いには、昭和初期に開業した共同浴場「すじ湯温泉」があり、地元の方々や観光客に親しまれています。
湯かけ上人様
「湯かけ上人様」とは、鎌倉時代の僧侶・一遍上人を指します。一遍上人は、鉄輪温泉(かんなわおんせん)の開湯に深く関わった人物として知られています。彼は、地獄の湯煙に苦しむ人々のために祈願し、霊験の湯を発見。この湯を利用して、現在の「蒸し湯」の原型となる温浴施設を築いたと伝えられています。
鉄輪温泉の「鉄輪むし湯」前には、一遍上人をモデルにした「一遍湯かけ上人」の像が立っています。この像は、訪れる人々が自身の体の悪い部分や治したい箇所に対応する部分に湯をかけ、健康回復や無病息災を祈願するためのものです。ひしゃくで湯をかけることで、その部分の治癒を願う風習があります。
永福寺(えいふくじ)
大分県別府市の鉄輪温泉街に位置する時宗の寺院で、鉄輪温泉の開創に深く関わったと伝えられています。
また、永福寺は、先程の一遍上人ゆかりの寺として知られています。
江戸時代には、一遍上人の座像に湯をかける沐浴法要が年に4回行われており、戦後は「鉄輪湯あみ祭り」として復活し、毎年9月21日から23日に執り行われています。
共同浴場
別府市の鉄輪温泉エリアには、歴史ある共同浴場が点在しており、その中でも「渋の湯」と「地獄原湯」は地元の方々や観光客に親しまれています。
「地獄蒸し工房 鉄輪」では、足湯、足蒸し、飲泉場を無料で楽しむことができ、敷地内のスペースでは、定期的にマルシェ(市場)が開催されています。
阿部甘商店
マルシェでは、地元の特産品や手作りの雑貨、お菓子などが販売され、訪れる人々に地域の魅力を伝えています。
大分県大分市に拠点を置くドライフルーツ専門店で、ヘルシーで身体に良い商品を提供することを理念としており、無添加や着色料不使用のドライフルーツやヘルシースナックを取り扱っています。
オレンジ、キウイ、トマト、マンゴーなど、一般的な果物から珍しいものまで多彩なドライフルーツがラインナップされており、たくさん試食させていただきました笑
「とろろちりめん」や「きすの骨せんべい」など、魚介類を乾燥させたヘルシースナックも提供しています。これらはカルシウムが豊富で、おやつやおつまみに最適です。
写真の2種類を購入させていただきました。
別府地獄めぐり
白池地獄
白池地獄(しらいけじごく)は、大分県別府市に位置する別府地獄めぐりの一つで、国の名勝に指定されています。
和風庭園の中にあり、噴出した無色透明の温泉が、温度と圧力の低下により青白く変化することから、その名が付けられました。
園内には熱帯魚館があり、アマゾンの巨大魚ピラルクやピラニア、アロワナなど約20種類の熱帯魚が展示されています。
鉄輪銀座通り
鉄輪銀座通りには、地獄蒸しを活かしたユニークなグルメスポットが点在しています。特に、シフォンケーキや豚まんを提供する店舗が注目されています。
サリーガーデンの宿 湯治 柳屋
明治時代から続く伝統ある湯治宿。
鉄輪名物の地獄蒸しを体験できる設備があり、併設されたイタリアンレストラン「Otto e Sette Oita(オット・エ・セッテ オオイタ)」があります。
Otto e Sette Oita
このレストランでは、大分県産の食材と温泉の蒸気を活用した「地獄イタリアン」を提供しており、地元の新鮮な海の幸・山の幸を地獄蒸しなどの調理法で楽しむことができます。
Otto e Sette Oitaの詳細はこちら
- TAGS