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【Gastronomic Journey|DAY7】パリから台北へ、旅は最終章へ
“美味しい”をめぐる今回の旅。目指すのは、世界の「今」を映す一皿たち。
パリ、バルセロナ、台北——その土地でしか味わえない記憶を拾い集める、ガストロノミージャーニー。
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シャルル・ド・ゴールで味わう、最後のパリの朝
旅の前半を過ごしたパリをあとに、DAY7は移動日。
静かな朝のシャルル・ド・ゴール空港に立ち寄ったのは、フランス全土で愛されるブーランジュリー「PAUL」。
ガラス越しに並ぶ焼きたてのタルト、ブリオッシュ、バゲットサンドにキッシュ。
どれもパリ市内の店舗と変わらぬクオリティで、空港という場所を忘れさせてくれる佇まい。
選んだのは、粉糖をまとった小ぶりのパンと、旨みたっぷりのキッシュ。
一口ごとに、パリの朝の記憶がじんわりと広がる——そんな朝食でした。
そして、13時間のフライトを経て、旅はアジアの都市・台北へ。
次なる舞台は、屋台と発酵の都——台湾。
この“ガストロノミージャーニー”も、いよいよ最終章です。
13時間のフライトで、アジアの食都・台北へ
パリを発ち、約13時間のフライトで次なる目的地・台北へ。
今回のフライトも、行きと同様に偶然“サンリオジェット”。
台湾エバー航空の特別塗装機で、機内のあちこちにサンリオキャラクターたちが散りばめられている。
予定して選んだわけではないけれど、長距離移動のなかでふと笑みがこぼれる、そんな演出に救われる場面も。
エバー航空の機内で楽しむ2度の機内食とNetflix時間
機内食は2回。
1回目は中華スタイルのチキンライス。
ごはんの横に添えられた甘辛い鶏肉と木耳の炒めものがしっかりとした味わいで、安心感のある一皿。
また別メニューでは、パンやパスタサラダなどの軽食セットも選べる仕様になっていた。
到着前の2回目の食事は朝食。
洋風のオムレツプレートにはソーセージとフライドポテトが添えられ、ボリュームもほどよく。
またはクロワッサンとフルーツが中心の軽やかなセットも用意されていた。
器やパッケージに至るまでサンリオ仕様で、食事の時間がほんのり楽しくなる。
機内ではNetflixをオフライン再生しながら過ごし、フライト中も退屈知らず。
きびきびとしたクルーのサービスと明るく清潔な機内空間で、長時間の移動も快適だった。
【Gastronomic Journey|DAY8】台北ローカルからモダンガストロノミーまで
そして、無事に桃園国際空港に到着。
広く開放的なロビーを抜けたあとは、台北市内へ電車で移動。
空港直結の桃園MRTで、市内中心部へと滑るように向かう。
清潔で近代的な車両には、飲食や喫煙の厳しいルールも明記されており、空港から続く丁寧な都市設計が感じられる。
移動の間にも、旅の空気が徐々にヨーロッパからアジアへと変化していく感覚が心地よい。
いよいよ次回からは、台北の街での食体験へ。
屋台、発酵、ローカルの香り——台湾編の始まりです。
台北駅からMRTを乗り継ぎ、ホテルにチェックイン
空港から桃園MRTで台北市内へ。
ほどなくして台北駅に到着し、そこからは台北の地下鉄・MRTに乗り換えて移動。
ホテルに向かう前、少しだけ足を止めて立ち寄ったのは、台北市内のスターバックス。
海外に来ると、つい覗いてみたくなる現地スタバ。ここ台湾でも、独自のメニューが楽しめる。
この日選んだのは、ティーバッグがそのまま浮かぶ透明なグラスに注がれた一杯の「台湾茶」。
スタバでオーダーしたとは思えないほど本格的な茶葉の香りが広がり、じんわりと身体に染み込むような味わい。
緑茶や烏龍茶など、台湾らしいセレクションが揃っていて、観光の合間にふっと一息つくのにちょうどいい時間だった。
街の喧騒の中にあるスターバックスでも、どこか穏やかで落ち着ける空気感は変わらず、
この一杯が、旅のモードを観光から“滞在”へと切り替えてくれる。
スーツケースを引きながら地上に出ると、アジア特有の湿度とにぎやかさが一気に押し寄せてくる。
この日の宿は「和苑三井花園飯店 台北忠孝(MGH Mitsui Garden Hotel Taipei Zhongxiao)」。
駅から徒歩圏内の便利な立地にありながら、大通り沿いに面したガラス張りの外観はスタイリッシュで静かな印象。
館内は落ち着いたトーンのインテリアで統一されており、日本のホテルらしいホスピタリティと清潔感に包まれている。
長旅の疲れを感じていた身体が、ふと緩む瞬間。
チェックインを済ませ、荷物を部屋に置いたら、いよいよ台北の街へと繰り出す準備。
ホテルに荷物を置き、ひと息ついたところで、そろそろお腹がすいてくる時間。
ちょうどお昼前ということもあり、街へ繰り出して最初の台北ごはんを探すことに。
「阜杭豆漿」で味わう、ミシュラン掲載の優しい朝ごはん
向かったのは、台北でも屈指の人気店として知られる「阜杭豆漿(フーハンドウジャン)」。
ミシュラン・ビブグルマンにも選ばれる実力派の朝食スポット。台北っ子の朝の定番でもある豆乳スープ(鹹豆漿)を求めて、ローカルも観光客も行列をつくる名店だ。
訪れたのは正午前だったが、すでにビルの外まで続く長蛇の列。
エレベーターで上階に上がると、フードコートの一角に構える店舗の前にはずらりと待つ人の波。
それでもスタッフの手際よさと回転の早さで、意外にもスムーズに席へと案内される。
この日のオーダーは定番の「鹹豆漿」に、「厚餅夾蛋(もちもちの焼き餅に玉子を挟んだサンドイッチのような一品)」と、冷たい豆乳。
鹹豆漿は、酢の効果でほんのり固まった温かい豆乳に、ネギ・ザーサイ・揚げパンがとろりと溶け込んだ、優しい味わい。
口に含むたびに香りが立ち上り、胃にじんわりと沁みわたる。
厚餅夾蛋は、外はカリッ、中はもっちりとした生地に、シンプルな玉子と葱の香りが絶妙にマッチ。
豆乳との組み合わせで、軽やかだけれど満足感のあるローカルランチとなった。
厨房では職人たちが黙々と手作業で餅を成形し、焼き台に並べていく様子がガラス越しに見える。
観光名所のような賑わいながら、食に対する本気度が空気から伝わってくるような一軒だった。
「金峰魯肉飯」で食べる、台北の定番ローカルごはん
次に訪れたのは、台北を代表する老舗の魯肉飯専門店「金峰魯肉飯」。
地元の人々からも観光客からも愛されるこの店は、昼どきともなれば店頭に行列ができる人気ぶり。
この日も例に漏れず、活気あふれる店内と、熱気がこもる厨房が目の前に広がっていた。
注文したのは、もちろん看板メニューの「魯肉飯」と「滷肉乾麺」。
ステンレスの器に盛られた魯肉飯は、甘辛く煮込まれた豚肉が白ごはんの上にたっぷりとかけられた一杯。
とろけるような脂身としっかり染みた煮汁の香り、ほんのり香る八角の風味。
シンプルながら、だからこそ完成されている、老舗ならではの味わい。
もう一品の滷肉乾麺は、汁なしの麺に煮込み肉と醤油ベースのタレを絡めた、食べごたえあるローカル麺。
シャキっとしたもやしと青菜がアクセントになって、重たさを感じさせないバランス感も秀逸だった。
厨房では、手際よく動く店員たちが次々と注文をさばき、ひたすら食事に集中する人々の姿が印象的。
まさに“台北の胃袋”を支える存在。
短時間ながらも、台北の日常の熱量にぐっと近づけたような、忘れがたい一食となった。
珍煮丹でひと息、街角で味わうお茶スタンド
この日の台北の気温は、まさかの30度。
前日まで過ごしていたヨーロッパでは10度前後の肌寒さが続いていただけに、空港を出た瞬間から、身体が気候の変化に驚いているのが分かる。
強い日差しと湿度で、歩いているだけでもじっとりと汗ばんでくるような午後だった。
そんな中、ふらりと立ち寄ったのが、黒糖タピオカミルクティーで知られる人気ドリンクスタンド「珍煮丹(TrueDan)」。
あえて選んだのは、タピオカなしのすっきりとしたミルクティー。
もちもちの食感も楽しいけれど、この日は甘さ控えめ、氷多めで喉を潤したくなるような暑さだった。
冷たいカップを手にした瞬間の安心感。鼻に抜ける茶葉の香りとミルクのコクのバランスが絶妙で、疲れが一気に和らいでいく。
行列ができる人気店ながら、店員の対応もテンポよく、暑さで少し重たくなっていた足取りを、もう一度軽くしてくれたようだった。
台湾の街角に自然と根付いたドリンク文化。気候と密接に結びついたこの「日常の一杯」が、旅の途中のほっとするひとときになった。
冷たいミルクティーで一息ついたものの、日差しは容赦なく照りつけるまま。
地元の人たちも日陰を選んで歩くほどの暑さで、徒歩移動はさすがに厳しいと判断。
ここは無理せず、Uberで次の目的地へ。
中正紀念堂で出会う、都市の静けさ
向かったのは、台北を代表する観光名所「中正紀念堂」。
白と青を基調とした荘厳な建築は、遠くからでも目を引く圧倒的な存在感。
広々と整備された敷地と庭園の奥に、堂々とそびえる記念堂が静かに佇む。
……とはいえ、この日は気温30度を超える真夏日。
じりじりと照りつける日差しに、正面の階段を上がることも、内部に入ることも断念。
堂内の荘厳な雰囲気や天井の美しさには触れられなかったけれど、
Uberで無理せず訪れたおかげで、広がる空間の中にただ身を置く時間を楽しめた。
あとで知ったのは、隣接する国家戯劇院が夜になるとライトアップされるということ。
その美しい姿は見逃してしまったけれど、次に台北を訪れるときは、
昼とはまた違うこの一角の表情を、静かに味わってみたい。
旅行中はつい“徒歩で回り切る”ことを目指してしまいがちだけれど、土地の気候や自分のコンディションに合わせた移動手段も、大事な旅の工夫。
台北の強烈な太陽の下、そんなことを改めて実感した午後だった。
中正紀念堂を後にして、再びUberでホテルへ戻る。
汗ばむ陽気の中を歩き回ったあとは、涼しい部屋でしばしの休憩タイム。
外気との差に身体を慣らしながら、ゆっくりと今日の後半に備える。
モダン台湾を象徴するレストラン「MUME」でディナー
夜の予定は、今回の台北滞在でも特に楽しみにしていた一軒でのディナー。
その前に、気温30度の台北に合わせて、ホテル近くの「GU」へ立ち寄り、半袖のシャツを調達。
ヨーロッパ仕様の長袖ばかりだったスーツケースの中に、台湾の空気感がようやく加わった気がした。
そして日が暮れたころ、いよいよ訪れたのが「MUME(ムメ)」。
台北のモダン・ガストロノミーを代表するレストランで、ミシュラン星の獲得に加え、Asia’s 50 Best Restaurantsにも何度も名を連ねる実力店だ。
グレーの石壁に控えめに刻まれたロゴ、シンプルながら洗練されたエントランス。
街の喧騒から切り離されたような静謐な空間に一歩足を踏み入れた瞬間から、すでに食の体験は始まっている。
▶MUME(ムメ)についての詳細はこちら
士林夜市で、台北ローカルの熱気を食べる
MUMEでの余韻を胸に、地下鉄に乗って向かったのは、台北最大級の夜市「士林夜市」。
ディナー後にもかかわらず、街にあふれる熱気と香ばしい匂いに誘われ、気づけば再び“食の冒険”がスタート。
まず1軒目は、おなじみ「豪大大雞排(ホーダーダージーパイ)」。
顔よりも大きなフライドチキンは、注文ごとに揚げたてを提供。
ザクッと音を立てる衣の下から、熱々の肉汁が溢れ出す。
ピリッと効いたスパイスがアクセントになって、まさに台湾夜市の顔とも言える存在感。
続いて立ち寄ったのは、黄色い看板が目印の「海友十全排骨」。
豚足煮込みや魯肉飯が名物の老舗で、店頭には鍋を前に立つ印象的なご主人の姿。
やわらかく煮込まれた豚足は、コラーゲンたっぷりで口の中でとろけるような食感。
小ぶりの魯肉飯も、八角の香るタレがごはんに絡み、濃厚ながら飽きのこない美味しさだった。
3軒目に立ち寄ったのは、三入好棧(San Ru Hao Zhan)。
地元で人気の仙草ドリンクスタンドで、看板メニューの「仙草甘茶」をはじめ、「仙草凍ミルクティー」や黒糖冬瓜茶、季節の蜂蜜レモンなど、バリエーション豊かなドリンクが揃う。
特に仙草甘茶は「一口飲めば恋に落ちる」と評され、夏夜の胃をひんやり潤す存在。
甘すぎず、薬草の香りとほんのりした渋さが食べ歩きの合間に心地よく、ローカルなひと息にぴったりだった。
4軒目は、地元で愛される「阿輝麺線(アフイミェンシェン)」へ。
とろみのある濃厚な出汁に極細の麺が絡み、やさしく煮込まれたモツと香菜が香る、台北らしい一杯。
小さな椅子に腰かけて、賑わう夜市の喧騒をBGMに、ゆっくりとすすりたくなるような味。
観光客向けではなく、ローカルの人たちの日常に寄り添う、しみじみ美味しい麺線だった。
どれも個性的で、屋台というスタイルながら素材と味わいに一切妥協のない本気の一皿ばかり。
士林夜市の熱気と香り、喧騒の中で交わす「美味しいね」の一言。
台北の夜が、ぐっと身近になるような食べ歩きの締めくくりとなった。
【Gastronomic Journey|DAY9】食べて、買って、名残惜しむ帰国の日
いよいよ帰国日。
旅の最終日は、朝の台北を感じながらの食べ歩きで締めくくることに。
空はやや曇り気味。
交差点にはスクーターの波、ビルの谷間を抜ける湿気を含んだ風。
そんな台北の「いつもの朝」の中に、静かに紛れ込むようにして一日が始まった。
天津蔥抓餅で始まる、台北らしい朝
まず一軒目に立ち寄ったのは「天津蔥抓餅」。
鉄板でじゅうっと焼かれる小麦生地に卵やチーズを加え、香ばしく仕上げてくれる台湾式の朝ごはん屋台だ。
注文ごとに焼かれる熱々の抓餅は、外はカリッと中はもっちり。
幾層にも重なる生地の食感と、チーズの塩味が絶妙にマッチし、シンプルながら満足度の高い一品だった。
行列の中には日本人観光客の姿も多く見られ、人気の高さを実感。
観光客も地元の人も一緒になって並び、黙々と紙袋から頬張る光景には、台湾の朝のリアルが詰まっている。
その場でかじる一口ごとに、旅の終わりをじわじわと実感する。
このあとも、フライトまでの時間を惜しむように、最後の台北を歩き、食べ、目に焼きつけていく。
台湾で選ぶ、お茶と香りのおみやげ
天津蔥抓餅で朝の一口を楽しんだあとは、帰国前のもうひとつの“使命”へ。
それは、台湾でしか出会えないとっておきのお土産探し。
まず訪れたのは、台湾茶のモダンブランド「京盛宇(Jing Sheng Yu)」。
洗練された空間にずらりと並ぶ茶葉とカラフルなパッケージは、見た目にも美しく、選ぶ時間も楽しいひとときに。
試飲でいただいた高山烏龍は香り高く、紅茶のような蜜香紅茶も印象的。
味わいや香りだけでなく、パッケージのデザイン性も高く、贈る相手の顔を思い浮かべながら選べる台湾茶としてぴったりだった。
そして、もうひとつ。
母へのお土産として選んだのが、台湾のナチュラルコスメブランド「阿原 YUAN」の月桃護手霜(ゲットウハンドクリーム)。
台湾原生のハーブ・月桃を使ったハンドクリームは、すっと肌になじみ、ふわりと広がる自然の香りがやさしく心をほどいてくれる。
香りや使い心地だけでなく、「身体を整える」という阿原の哲学そのものに、どこか台湾らしい思いやりが感じられて、大切な人に贈りたくなる一本だった。
旅の最後に訪れたのは、にぎやかな台湾の中に静かに佇む、感性に触れるような場所。
こうしてスーツケースには、グルメだけでなく“気持ち”を持ち帰るお土産が、静かに加わっていった。
翰茶城 ToGoの一杯で、旅の余韻にふれる
お土産を無事に揃えたあとは、「翰茶城 ToGo」でひと休み。
街角にある明るいグリーンのカウンターから、手早く渡される一杯。
頼んだのは、台湾らしさを感じられるミルクティーと烏龍茶。
しっかりと茶葉の香りが感じられる、シンプルでまっすぐな味わい。
派手さはないけれど、地元の人に日常的に愛されているお茶スタンドらしい、飾らない美味しさがそこにはあった。
お茶の温かさと香りを感じながら、旅の終わりがじんわりと実感されていく。
名残惜しさを抱えつつも、身体も心も台湾でたっぷり満たされた、そんな朝でした。
とろける牛すじとともに、旅の終わりの一杯
最後に空港へ向かう前、どうしても立ち寄りたかった「済南牛肉麺」。
MRT忠孝新生から徒歩3分、ひっそりと佇む店内からはいつも湯気と芳ばしい香りが立ち上る。
コク深いスープと、とろとろに煮込まれた牛すじが見事に溶け込んだ絶品牛肉麺──
澄んだ醤油ベースのスープがしっかりと旨味を感じさせ、麺も喉越し抜群。
細めでもちもちした食感と溶けるほど柔らかな牛すじの対比が秀逸で、
一口食べるごとに“旅の終わり”がじんわりと心に沁みていくようでした。
エバー航空で帰国、リニューアルされた福岡空港に驚く
帰国便も台湾エバー航空で、福岡国際空港へ。
福岡空港はちょうどリニューアルされたばかりで、到着ロビーがすっかりきれいに。
旅の終わりに、ちょっとした新鮮さを感じる帰着となりました。
ローカルと最前線をめぐる、味の旅
世界ベスト50からストリートフードまで
パリ、バルセロナ、そして台北へ。
今回の旅のテーマは“Gastronomic Journey”。
世界ベスト50にランクインする話題のレストランを中心に、
世界一の称号をもつレストランや、現地で腕を磨く料理人たちとの再会も。
旅を通して、食の多様性と情熱、そしてそこに関わる人々の熱量に改めて心動かされました。
台北では暑さに驚かされつつも、ローカルの熱気に身を委ねて食べ歩き。
朝から夜まで、麺線や魯肉飯、牛肉麺にフレッシュジュースと、胃袋も全力投球。
観光地を駆け足で巡る旅とはまた違う、
“味わう”ことに時間をかけた、自分らしい旅のかたち。
またこうして、ひと皿ずつ記憶を辿りながら、次の旅への想いを温めています。
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