ホテルの紹介
パリ西部、ポルト・マイヨーの交差点に位置する「ル メリディアン エトワール」は、モダンで洗練された空気をまとう大型の4つ星ホテル。
1,000室を超えるスケールを持ちながら、細やかなサービスと快適な設備で、旅の拠点として安定した安心感があります。
最寄りの地下鉄1号線「Porte Maillot」駅までは徒歩すぐ。凱旋門やシャンゼリゼ通りへも数駅でアクセスでき、初めてのパリ旅行にも心強いロケーション。
また、シャルル・ド・ゴール空港と市内を結ぶエールフランスバスの停留所が目の前にあり、空港との往復もスムーズです。
滞在中には、エールフランス航空のクルーとすれ違う場面も。旅の始まりを感じさせるような、国際的で開かれた雰囲気がホテル全体に漂います。
ブランドはマリオット・インターナショナル傘下の「Le Méridien(ル メリディアン)」。
客室やロビーはモノトーンを基調としたシックなインテリアでまとめられ、スタイリッシュで機能的。
日本人ゲストの利用も多く、丁寧な接客や清潔感ある空間は、どこか落ち着ける空気を感じさせます。
市内中心部の喧騒から少し離れながら、アクセスも抜群。観光にも移動にもストレスがない、安心して選べる一軒です。
外観・エントランス
ホテルの外観は、整然とした石造りのファサードが印象的で、パリ西部らしい落ち着いた街並みに溶け込むように佇んでいます。
大通りに面したエントランスには、クラシックな回転扉が設けられており、どこか時代を感じさせる優雅さも。扉を抜けて中へ入ると、開放感のあるロビーフロアが広がります。
ホテル中央には、宿泊者以外も利用できるカフェスペースがあり、広々とした空間にはビジネスマンや観光客が行き交い、思い思いの時間を過ごしています。
シックな色調でまとめられたインテリアと、ほどよく人の気配が感じられる雰囲気は、長旅の合間にも自然と気持ちがほどけていくような安心感があります。
ゲストルーム
今回滞在したのは、ル メリディアン エトワールの8階にあるLM Clubルーム(キングベッド)。
クラブラウンジアクセス付きのカテゴリーですが、今回は残念ながらラウンジを訪れる時間は取れず。静かな客室でゆっくりと滞在を楽しみました。
室内はグレーを基調としたトーンに木目のアクセントが映えるモダンな空間。ベッドヘッドの背面には、パリの地図を抽象化したようなアートが壁一面に広がり、旅の高揚感をさりげなく引き立ててくれます。
ベッドはマリオット系列ならではの安心感ある寝心地で、天井から吊るされた大ぶりのライトが印象的な空間を演出。
窓からの眺めはトラムが走る大通り側。劇的なランドマークビューではないものの、パリ西部らしい生活のリズムが伝わる落ち着いた風景が広がります。
客室内の設備は必要十分で、特に旅慣れたゲストにも嬉しい配慮が随所に。
デスク脇にはUSBポートに加え、イギリス・ヨーロッパ・フランス仕様の電源コンセントが並び、国を問わず快適に電子機器を使える設計。滞在中の充電ストレスがないのは、さりげなくも大きなポイントです。
ミニバー横のカフェセットには、カップやティーバッグ(EARL GREY/VERVEINEなど)に加えて、Cafés Richardのチョコレートドリンク「Chocolat Gourmand」、アイスペールとカトラリー、湯沸かしポットも整えられていました。
旅先でも“ほっとひと息つける瞬間”が自然に作れる構成です。
ベッドサイドにはデジタルクロック付きのBluetoothスピーカーと、ミネラルウォーター、グラス2客。
クローゼット横にはセーフティボックスとミニ冷蔵庫も完備されており、必要なものが過不足なく揃った印象です。
チェックイン時、フロントでハネムーンであることを伝えると、スタッフから思いがけないプレゼントが。
客室には、フランス産のレモネード「La Limonaderie de Paris」と、赤いボックスに入ったチョコレート菓子のギフト、そして凱旋門を背景にしたポストカードがそっと添えられていました。
華美な演出ではなく、あくまでさりげなく。けれど、その気持ちがとても温かく、パリで過ごす特別な時間の幕開けにふさわしい、やさしい余韻を残してくれるサービスでした。
バスルームも、全体のトーンと呼応するようなグレーベースの空間。
丸型のLEDミラーと柔らかな球体照明が印象的で、シンプルながら洗練されたデザインが光ります。
洗面台まわりにはバスローブ、グラス、タオル、ハンドソープが整然とセットされており、無駄を省いた機能美を感じさせるつくり。
アメニティは、ニューヨーク発のスキンケアブランド「MALIN+GOETZ(マリン アンド ゴッツ)」で統一。
シンプルながら洗練されたパッケージに、植物由来のやさしい香りが広がるラインナップです。
洗面所には、ビタミンB5配合のハンド&ボディローションとハンドウォッシュが用意され、肌なじみの良さと香りの軽やかさが心地よい印象。
合わせて、バニティキットや綿棒、シャワーキャップなどの基本アイテムもミニマルに揃っていました。
バスルーム内には、ミントシャンプー、コリアンダー入りのダンドラフコンディショナー、セージボディウォッシュの3本が壁に設置され、しっかりした容量で滞在中に不足することもありません。
自然な香りに包まれながら、旅の疲れを落とし、自分を取り戻す時間に。
バスタブはやや深めで、ハンドシャワー付きのユニットタイプ。壁には滑り止め加工のステップ付きで、ゆっくりと湯に浸かることができる仕様です。
タオルはふっくらと厚みがあり、バススツールの上に用意されていて、使い勝手にも配慮が行き届いています。
見た目の統一感だけでなく、使用感のバランスにも優れたセレクトで、ラグジュアリーすぎず、でも確かなクオリティを感じさせる。
そんな、都会的で気の利いたアメニティ構成でした。
宿泊体験レビュー
ル メリディアン エトワールでの滞在は、「利便性」と「安心感」を軸にした、パリらしい都会的な時間でした。
凱旋門からほど近く、空港や市内へのアクセスもスムーズ。それでいてホテル内は落ち着いていて、過剰な華やかさのない、静かな洗練が漂います。
チェックイン時に対応してくれたスタッフはとても丁寧で、片言の日本語を交えて温かく迎えてくれたのが印象的でした。言葉だけではない“もてなしの気持ち”が伝わってきて、初日から安心感に包まれました。
滞在したのは8階のLM Clubルーム(キングベッド)。クラブラウンジアクセス付きのカテゴリーながら、今回はラウンジや朝食などのサービスを利用する時間が取れなかったのは、少しだけ心残りに。
それでも、客室は整然としていて、必要なものが過不足なく揃った機能的なつくり。ベッドヘッドのアートや柔らかな照明、デスクまわりの配線環境など、細やかな配慮が行き届いていました。
バスルームにはMALIN+GOETZのアメニティが設置され、爽やかな香りに包まれながらリラックスできる構成。特別に印象的だったのは、ハネムーンと伝えた際にそっと用意されていたウェルカムギフト。レモネードとチョコレート、そしてポストカード。大げさではないけれど、心に残るやさしさでした。
ラグジュアリーではないけれど、信頼できる。
そんな、旅人の立場に立った“都市型ホテル”としての完成度の高さを感じる滞在でした。
マリオット ボンヴォイ アメックスカード
なんでこんなラグジュアリーホテルに泊まれるの?
…とよく聞かれますが、答えのひとつは「マリオット ボンヴォイ アメックスカード」のおかげ。
今回泊まった「ル メリディアン エトワール」もマリオット系列のホテル。
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