DAY1
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大阪市内をスタートし、まずは京都・福知山へ
大阪市内から福知山へ向かうルートは、大阪市道九条梅田線からなにわ筋を経由して阪神高速11号池田線(ルート11)に入り、池田出口で中国自動車道へ進んだ後、吉川JCTで舞鶴若狭自動車道へ合流し、福知山ICで降りて国道9号を経由しながら福知山駅正面通り商店街へ向かうルートで、約1時間29分(約106km)の道のりとなり、有料区間を含みますがスムーズに移動できるおすすめのコースです。
麺屋ソミーズ
福知山に到着したら、まず訪れたいのが「麺屋ソミーズ」です。このお店は、地元の人々や観光客に愛される人気のラーメン店で、特に無化調・無添加にこだわったスープと自家製麺が特徴です。
「THE★正油わんたん」 & 「チャーシューちょいまし」
つるっと滑らかな麺。煮干しと鶏の旨味が詰まった醤油スープをしっかりと持ち上げる。
繊細なスープと、ワンタンの滑らかな舌触り。
さらに、「チャーシューちょいまし」で、よりリッチな味わいを楽しむのがオススメ。
福知山でラーメンを食べるなら、麺屋ソミーズは間違いなく外せない一軒。
無化調・無添加のスープ、自家製麺、そして素材の良さを最大限に活かした丁寧な一杯でした。

洋菓子マウンテン
同じく京都・福知山にある「洋菓子マウンテン」は、ワールドチョコレートマスターズ優勝経験を持つ水野直己シェフが手がけるスイーツの名店。
特に注目したいのが、受賞作品をアレンジした「杏と塩」をテーマにしたショコラ。甘みと塩味のバランスが絶妙で、深みのある味わいが魅力です。
「麺屋ソミーズ」から「洋菓子マウンテン」までは車で約10分の距離です。
ショコラとマカロンが美しく並ぶショーケース側はまるで洞窟のような雰囲気になっており、チョコレートの世界に没入できる空間。
2階にはイートインスペースがあり、店内で出来立てのケーキを楽しめる のも魅力。こだわりのコーヒーや紅茶とともに、世界レベルのスイーツを味わう贅沢なひとときを過ごせます。
「洋菓子マウンテン」の代表作である「杏と塩」
ミルクチョコレートに爽やかな杏の香りを加え、厳選された「死海の塩」を組み合わせることで、フルーティーな杏の風味を引き立てています。
このショコラは、ミルクチョコレートの甘さと杏の酸味、そして塩味のバランスが絶妙で、口の中で調和のとれた味わいを楽しめます。一粒ごとに異なる味覚の変化を感じられるため、飽きることなく楽しめる逸品です。
カカオをテーマにした多彩なケーキも提供されています。特に注目すべきは、カカオポッド(カカオ豆の莢)を模した「カカオ」というケーキです。
このケーキは、艶やかなチョコレートのグラサージュで覆われ、カカオの形をしたキャラメルムースがトッピングされています。
内部にはビターチョコレートムースとオレンジムースが層になっており、ビターなチョコレートと爽やかなオレンジの風味が絶妙に調和しています。
カラメルの深い風味とビターチョコレートのコク、そして洋梨のフルーティーな甘さが絶妙に調和し、上品な味わいの「カラメルポワール」
「洋菓子マウンテン」のスイーツは、一つひとつの完成度が非常に高く、世界レベルのショコラを堪能できるお店
綾部工業団地交流プラザ
安藤忠雄建築
次は福知山からお隣の綾部市へ
綾部工業団地交流プラザは、建築家・安藤忠雄氏の設計によるモダンなコンクリート打ち放しのデザイン
映画『寄生獣』のロケ地としても知られています。
特に池の水面に映る建物の美しさが話題となった場所です。しかし、現在は池の水が維持されておらず、かつての水景のある風景とは異なる印象 になっています。
特徴的なのは、ゆるやかなスロープが建物全体を取り囲むように配置されている点 です。
スロープは、建物の外部と内部を自然につなげる設計 になっており、訪れる人が歩きながら景色の変化を楽しめる造り。
建築そのものがアートのような空間 を生み出しているのも魅力。
開放的で静寂に包まれた空間は、研修や交流の場としてだけでなく、建築好きにも訪れる価値のあるスポットとなっています。
道の駅 和(なごみ)
時間があればぜひ立ち寄ってほしいのが福知山や綾部からのアクセスも良好なスポット「道の駅 和(なごみ)」
自然豊かな由良川のほとりに位置し、京都府内でも屈指の鮎釣りスポットとして知られ、その豊かな水質が育む天然鮎の美味しさが有名な清流です。
鮎ガーデン
道の駅 和(なごみ)を訪れたら、夏限定で開催される「鮎ガーデン」はぜひ体験してほしいイベント。
清流・由良川で育った鮎の塩焼きや、鮎のつかみ取り体験を楽しめる、夏ならではの特別な空間です。
専用のいけすで、元気な鮎を素手でキャッチ!
捕まえた鮎は、その場で塩焼きにして食べられる贅沢な体験。
鮎のつかみ取り、思っていた以上に難しい!
素早く泳ぐ鮎を相手に、何度も手を伸ばしては逃げられ…それでも、なんとか一匹捕まえることができました!
すぐに炭火で焼いてもらった鮎の塩焼きは、香ばしくふっくらしていて最高のご褒美に!
自分で捕った鮎は、やっぱりひと味違う美味しさでした。
「鮎ガーデン」は、食べるだけでなく、自然と触れ合いながら鮎を楽しめる特別な場所。
鮎の塩焼きはもちろん、つかみ取りの体験も一生の思い出になること間違いなし!
道の駅 和(なごみ)に行くなら、夏の鮎ガーデンはぜひチェックしてみてください。
今回の目的地へ
田舎の大鵬に到着
福知山から綾部へ向かい、さらに山奥へと進んだ先にある、秘境レストラン
ここがこの旅の目的地
駐車場に車を停めた後、さらに細道を歩いて進む。
すると、目の前には川と田んぼが広がる、まるで別世界のような風景が現れる。
「美食のための隠れ家」に招かれたような気分。
田舎の大鵬の詳細はこちら
田舎の大鵬を目的地とした 福知山・綾部・由良川を巡る旅
この旅は、ただのグルメ旅ではなく、「自然と命の尊さを感じる時間」だった。
田舎の大鵬で味わう一皿一皿は、その土地の恵みと、人の手が生み出す奇跡の融合。
静かな由良川の流れ、広がる田園風景、そして食を通じて感じる命の循環。
京都北部には、時間を忘れ、心を豊かにする旅が待っている。
次はどの季節に訪れようか、そんなことを考えながら、またこの地に戻ってきたくなる旅だった。
田舎の大鵬での食事を終え、次の目的地の拠点へ
静かな綾部の山奥で、贅沢なひとときを過ごした後、車を走らせ次の目的地へ向かう。
山道を抜け、自然に囲まれた風景が広がる中、どこか旅の余韻を感じながらのドライブ。
しばらく進むと、視界が開け、琵琶湖大橋が目の前に現れる。
ここからは、琵琶湖を渡る風を感じながらのドライブ。
綾部の山々を背に、新たな景色と次の旅の目的地へ向かう高揚感が高まっていく。
山奥の静寂から、湖の広がりへ。
このルートだからこそ味わえる、移りゆく景色のコントラストを楽しみながら進んでいく。
DAY2
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