BISHOKU QUEST

旅先で出会った、心に残るひと皿を

『BISHOKU QUEST』は、日本各地の美食を求めて旅をするグルメブログです。
シェフのこだわりや地元食材の魅力、料理の背景にある物語を、写真と共に丁寧に綴ります。

ホテルの紹介

ハレクラニ沖縄は、ハワイ・ワイキキビーチで100年以上の歴史を誇る名門ラグジュアリーホテル「ハレクラニ(Halekulani)」の日本初進出となるリゾートホテルで、2019年7月に沖縄本島・恩納村に開業しました。「ハレクラニ」とはハワイの言葉で「天国にふさわしい館」を意味し、その名のとおり、約1.7kmにわたる海岸線に面した絶好のロケーションに佇んでいます。全360室の客室はすべてオーシャンビューで、スタンダードルームでも50㎡以上というゆとりある造り。屋外・屋内あわせて5つのプールやスパなど館内施設も充実しており、ホテルの中だけで一日を満喫できる滞在型のリゾートです。那覇空港からは車で約75分と少し距離はありますが、そのぶん日常から切り離された、特別な時間を過ごすことができます。

受賞歴・評価

ハレクラニ沖縄は、世界的なホテル評価においても高い評価を受けています。

フォーブス・トラベルガイド 5つ星

世界各国の一流ホテルやスパを格付けする米国の「フォーブス・トラベルガイド」。ハレクラニ沖縄は開業後初めての格付けとなった2022年に、いきなり最高評価である5つ星を獲得しました。これは日本のリゾートホテルとして初めての快挙です。

その後も評価を維持し続け、2026年版ではホテル部門で5年連続の5つ星を獲得。館内の「スパハレクラニ」もスパ部門で3年連続の5つ星に選ばれ、日本国内のビーチリゾートとして唯一、ホテルとスパの両部門で5つ星を持つホテルとなっています。国内で5つ星を獲得しているホテルは16件、そのうちスパでも5つ星を獲得しているのはわずか6件という狭き門です。

ミシュランガイド 2ミシュランキー

ミシュランガイドがホテルを評価する「ミシュランキー」においても、ハレクラニ沖縄は「2ミシュランキー」を獲得しています。

施設の美しさだけでなく、ゲスト一人ひとりへの細やかな気配りやサービスの質が評価された結果といえるでしょう。実際の滞在でも、その評価にふさわしいおもてなしを随所で感じることができました。

外観・エントランス

国道から敷地に入ると、まず迎えてくれるのが、ゆるやかな曲線を描く瓦屋根のゲート。石積みの壁とヤシの木が並ぶ佇まいは、沖縄の伝統的な赤瓦を思わせつつも、どこかハワイのリゾートらしい開放感も感じさせます。

石壁には、ハレクラニのロゴが控えめに掲げられています。ハワイ本店と同じ、手書き風のブルーのロゴタイプ。ここから先が「天国にふさわしい館」への入口です。

ゲートでは帽子をかぶったスタッフが出迎え、車を誘導してくれます。ゲートをくぐると、大きな樹が中央に構えるロータリーが広がり、手入れの行き届いた緑の中をゆっくりと進んでいきます。

アプローチの正面に見えてくるのがメインエントランス。白を基調とした建物に、ヤシの木と瓦屋根の車寄せが映え、到着した瞬間からリゾートに来たことを実感させてくれます。

建物の海側に回ると、ビーチへと続くように、階段状に水が流れる噴水と石畳のテラスが広がります。客室棟のほぼすべてにバルコニーが設けられ、全室オーシャンビューのホテルらしい造りになっています。

ロビーは、天井まで届く大きな窓から自然光がたっぷりと差し込む開放的な空間。ブルーの絨毯と白いソファが配され、窓の外にはガーデンの緑が広がります。

訪れたこの日はクリスマスイブ。ロビー中央には、シルバーのオーナメントとリボンで飾られた大きなクリスマスツリーが据えられ、南国リゾートならではのクリスマスの雰囲気に包まれていました。

チェックインはロビーのソファ席で。貝殻をあしらったカゴのトレイに、蘭の花を添えたウェルカムドリンクが運ばれてきます。ドリンクは、シナモンシロップを加えたジャスミンティー。ジャスミンの爽やかな香りにシナモンのほのかな甘さが重なり、移動の疲れをやさしくほぐしてくれます。こうした細やかな演出にも、ハワイ生まれのホテルらしさが感じられます。

ロビーから海側のテラスへ出ると、プレゼントの箱を山積みにしたボートがお出迎え。ハレクラニのロゴが入った、この時期ならではのクリスマスデコレーションです。

チェックインを終えると、スタッフが荷物を運びながら客室まで案内してくれます。

ゲストルーム

プレミアオーシャンビュー キング(50㎡/ビーチフロントウイング)に宿泊
白とベージュを基調にした、明るく穏やかな空間。大きな窓の先にバルコニーと海が広がり、部屋に入った瞬間から視線が自然と海へ向かう設計です。

窓の両脇にはルーバー扉が設けられ、南国らしい軽やかさを演出。キングサイズのベッドの向かいには、海を眺めながらくつろげるカウチソファと丸テーブルが置かれ、ゆったりとした時間を過ごせます。

入口側を振り返ると、コーヒーマシンを備えたミニバーコーナーと、ガラス張りのバスルームが続きます。

バスルームはルーバー扉を開けると客室とつながり、バスタブに浸かりながらベッド越しに海を望むことができます。洗面台やシャワーブースもゆとりのある造りです。

バルコニーにはテーブルとチェアが置かれ、眼下にはガーデンやプールを見渡せます。

正面に広がるのは、白い砂浜と穏やかな海。ビーチフロントウイングならではの、海との距離の近さを実感できる眺めです。

テーブルには、クリスマス仕様にラッピングされた「オーキッズバナナマフィン」と蘭の花、そして「OHANA一同」からのメッセージカードが。ワイキキのハレクラニ本館にある朝食の名店「オーキッズ」で提供されているバナナマフィンで、沖縄にいながらハワイの本店の味を楽しめるのはうれしいところ。クリスマスイブならではの、心のこもったおもてなしでした。

サービス&アメニティ

バスアメニティ

シャワーブースには、「SEA SANCTUARY」のシャンプー、コンディショナー、シャワージェルが壁に備え付けられています。海を思わせるターコイズブルーのボトルに、ハレクラニのロゴがさりげなく入ったデザインです。

洗面台の引き出しを開けると、木製のトレイにアメニティが整然と収められています。歯ブラシやカミソリ、ボディタオルなどの包装には、ハレクラニの象徴であるオーキッド(蘭)のマークがあしらわれ、細部までブランドの世界観が統一されています。

 

バスソルトは「Comfort」と「Relax」の2種類。紅型を思わせる色鮮やかな花や熱帯魚の柄が描かれたパッケージで、沖縄らしさを感じさせるアイテムです。ビューバスで海を眺めながら、ゆっくりと湯船に浸かる時間を楽しめます。

ドライヤーはリュミエリーナの「レプロナイザー 27D Plus」。髪にやさしい高級ドライヤーとして知られるモデルが用意されているのも、うれしいポイントです。

コーヒー&ティー

ミニバーコーナーには、ネスプレッソのコーヒーマシンと、ハレクラニ沖縄のロゴ入りミネラルウォーターを用意。

引き出しの中には、6種類のカプセルが木製のケースに並び、ロゴ入りのシュガーやカフェインフリーのハーブティーも揃っています。部屋にいながら、好みの一杯を選ぶ楽しみがあります。

クリスマスイブのスペシャルゲスト

クリスマスイブのこの日、ロビーにはサンタクロースが登場。大きなクリスマスツリーの前に置かれたラタンのチェアに座り、宿泊ゲストとの記念撮影に気さくに応じてくれていました。

ガラスのペンダントライトが灯る吹き抜けのロビーに、ツリーとサンタクロースが並ぶ光景は、まさに南国リゾートならではのクリスマス。子どもから大人まで、ゲストの笑顔があふれるひとときでした。

館内散策

オーキッドプール

ロビーから海側のテラスへ出ると、目の前に広がるのが、ハレクラニの象徴ともいえる「オーキッドプール」。

プールの底には、ハワイ本店と同じくハレクラニの象徴であるカトレアの花が、約150万枚のモザイクタイルで描かれています。水面の先にはそのまま海が続き、プールと海がひとつにつながっているかのような景色が広がります。

訪れた12月はプールの営業期間外で、泳ぐことはできませんでした。ただ、人のいない静かなプールに空と木々が映り込む光景は、この季節ならではの美しさがありました。

ビーチ

プールの先からはビーチへと降りることができます。冬の沖縄らしく少し肌寒い一日でしたが、白い砂浜を歩きながら、波の音に耳を傾ける穏やかな時間を過ごせました。

夜の景色

日が沈むと、客室のバルコニーからの眺めは一変します。眼下のガーデンやプールにはやわらかな灯りがともり、海の向こうには対岸の街の明かりが点々と浮かびます。グラスを片手に、波の音だけが聞こえる静かな夜を過ごせるのは、オーシャンビューの客室ならでは。

夜のロビーは、昼間とはまた違った表情に。ガラスのペンダントライトの温かな光に照らされ、クリスマスツリーやジンジャーブレッドハウスが一層華やかに浮かび上がります。クリスマスイブの夜、ツリーの前で記念撮影を楽しむゲストの姿も見られました。

朝の景色

翌朝、バルコニーに出ると、雲の切れ間から差し込む光が海を照らしていました。浜辺近くのエメラルドグリーンから沖のブルーへと続く海のグラデーションに、点在する小島や遠くの山並み。前日とはまた違う海の色に、朝から思わず見入ってしまいます。

宿泊体験レビュー

「天国にふさわしい館」の名にふさわしい滞在

客室の目の前に広がるビーチと、絶え間なく聞こえる波の音。ただそれだけで、心がすっと癒されていくのを感じた。ハレクラニという名前が意味する「天国にふさわしい館」は、決して大げさな言葉ではなかった。

そして印象に残ったのが、帰り際のひとこま。車に乗り込むと、ハレクラニのロゴ入りのお水とおしぼり、そして「Happy Wedding Anniversary」のメッセージカードが用意されていた。結婚記念日の滞在であることを覚えていてくれた、さりげない心遣い。最後の瞬間まで途切れることのない、きめ細かなおもてなしに、一流ホテルの真髄を見た思いがした。

美しい海、穏やかな時間、そしてスタッフの温かなホスピタリティ。そのすべてが、ここでしか味わえない滞在をつくり出していた。

叶うなら、何度でも訪れたい。
そう心から思える、特別な場所だった。

あわせて訪れたいレストラン

ponte(ポンテ)|宜野湾・嘉数

ハレクラニ沖縄をチェックアウトした後、那覇方面へ戻る途中に立ち寄ったのが、宜野湾市嘉数にある「ponte」。宗像発酵研究所を間借りして、ランチタイムのみ営業する手打ちパスタのイタリアンです。

那覇のイタリアン「BACAR」で長く腕を磨いた棚橋雄三シェフが、自家製のトンナレッリを使ったカルボナーラやアマトリチャーナなど、ローマの伝統的なパスタを一皿ずつ丁寧に仕上げます。この日はクリスマスということもあり、澄んだスープに浮かべたトルテリーニも特別に味わうことができました。

営業日は不定期で、予約はInstagramのDMから受け付けています。

沖縄旅行の行き帰りに、ぜひ予定を合わせて訪れてみてください。

▶︎ 詳しくはこちら

2026.09.25
【沖縄・浦添】ponte|棚橋シェフの手打ちパスタを味わう間借りイタリアン

項目 内容
施設名 ハレクラニ沖縄(Halekulani Okinawa)
住所 〒904-0401 沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1
電話番号 098-953-8600(代表)
宿泊予約 098-953-8686(10:00〜18:00)
チェックイン 15:00〜24:00
チェックアウト 12:00
客室数 360室(全室オーシャンビュー・50㎡以上)
アクセス 那覇空港から車で約75分/沖縄自動車道・許田ICから国道58号線で約10分
駐車場 あり(1泊1台3,000円)
予約方法 公式サイト、電話、各種予約サイト(楽天トラベル、JTBなど)
公式サイト https://www.okinawa.halekulani.com/

補足として、チェックイン・チェックアウトの時間は宿泊プランによって異なる場合があり、6室以上のグループはチェックインが16時半からです。

駐車場料金は予約サイトの情報なので、掲載前に公式サイトで最新の金額を確認するのがおすすめです。

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「知られざる美食の旅へ—心と五感で味わう特別なひとときを」

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地元の食材を活かした料理、シェフのこだわりが詰まった隠れ家的なレストラン、食を通じて地域の文化や歴史を体験できる場所を厳選してご紹介。
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